オーラルフレイルについて

オーラルフレイルという言葉はみなさんご存知でしょうか?

 

今非常に注目されている概念で、この前得意先のドクターにお話を聞くことができました。

 

オーラルフレイルは聞いたことがなくても、メタボリックシンドロームという言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。

(メタボリックシンドロームとは:http://www.metabolic-syndrome.net/about/what.html)

 

オーラルフレイルもそういった概念のひとつです。

 

オーラルフレイルとは【口腔機能低下症候群】の通称です。

また、フレイルとは【虚弱】という意味を持ちます。

(ちなみにフレイルには、フィジカルフレイル(身体の虚弱)、メンタルフレイル(こころの虚弱)、ソーシャルフレイル(社会性の虚弱)などの多様的な意味もあります)

 

要は、加齢などの影響でフレイル(虚弱)化が進み、口腔機能が低下してしまうということです。

 

では、オーラルフレイルがなぜ注目されているの?ということですが

近年の日本では、高齢化が進み徐々に心身の機能が低下し、日常生活動作や自立度の低下を経て、要介護状態に陥る人々が増加しています。

また、誰しもが健康を維持するためには【食事】という切り離せない概念があります。

 

【食事】は栄養補給といった面だけではなく、生きがいや楽しみ、コミュニケーションといった様々な要素を持ちます。

 

しかし、高齢化が進むと【食事】自体が難しくなり、その影響で心身ともにフレイル化が進みます。

フレイル化が進むと、心身共に衰弱し要介護状態になってしまい、自立した生活を送ることが難しくなってしまいます。

(※ここではわかりやすいように食事に対するフレイル化のみ記述しています)

 

歯科業界からはそういった状況になりにくくするために、オーラルフレイルを予防することが重要であると提唱されています。

 

オーラルフレイルという概念はまだまだ認知が低いものであると思いますが、高齢者人口の増加に伴い、メタボ対策といった疾病予防だけではなく、要介護に至る前のフレイル予防といった予防医療の対象に関するパラダイムシフトが起こり、今後ますます注目されていく概念だと思います。

 

日本歯科医師会オーラルフレイルについて:https://www.jda.or.jp/enlightenment/oral/about.html)

 

 

弊社でも得意先のドクターと協力し、オーラルフレイルに対する取り組みを行っていきたいと考えております。